U.S. Ph.D. Program Application
アメリカ政治学Ph.D.の受験記録。
概要
更新記録
- Dec 2, 2023: 記事を公開しました。
- Mar 25, 2024: 記事をアップデートしました。
これはなにか
アメリカの政治学Ph.D.プログラムの受験記録です。海外の政治学Ph.D.プログラムに出願する人にとってのベンチマークとなればよいなと思っています。
この記事では、出願までの経緯や準備のプロセスについて、事実を書き連ねていくような形で記載しています。このような形式としたのは、「後出しジャンケン」を避けるためです。入試結果を見た後に受験記録を書くと、自分の取った選択や行った決断をAd hocに正当化したり, 否定したりするようなバイアスがかかると考えています。そのため、結果が明らかになる前の出願完了直後に執筆を行なっています1。
これはなにではないか
筆者が出願したのはアメリカの政治学博士課程のみで、イギリスの大学院や修士課程には出願していません。特にイギリス大学院の受験については、アメリカの大学院受験との間にシステムや慣習の違いが多く存在するため、この記事の内容が参考になる範囲は限定的です。
この記録では、筆者はそれぞれの出願書類がどれだけ重要なのかを知らないという立場を採ります。一般的に、アメリカの博士課程のアドミッションにおける出願資料の取り扱いについては、holistic approachが採られるとされています。また、筆者はAdmission Committeeに入ったことがないため, 個別の書類にどのような重みづけがなされているかを知る由もありません。一点、自分が見聞きした範囲では、各書類の相対的な重要性については、人によって意見が大きく分かれていたことを付言しておきます。
また, 入試結果を踏まえた振り返りはこの記事には記載しません。すべての結果が出揃った段階で, 追記という形で結果の情報のみを記載することとします。
プロフィール
このセクションでは、自分の簡単な経歴と出願先について書きます。
経歴
東京大学教養学部の4年生(2019年入学, 2021年進学, 5年目)です。2022.10 - 2023.6までイギリスのエセックス大学(University of Essex)に留学していて、1年留年しています。海外経験はそれほど多くなく, イギリスへの交換留学を除けば海外滞在の最長期間は3週間程度でした。
専門は比較政治です。中でも、日本政治・政治的代表・選挙・関連する政治的方法論のトピックに関心があります。必修科目の少ない教養学部のカリキュラムの恩恵を受けて、教養学部・法学部・経済学部などの授業を多く履修していました。
2024年4月からは東大の法学政治学研究科に進学します。留学に出る場合は秋からアメリカへ移ります。そうでない場合は修士課程を修了したのちに就職する予定です。
出願先
アメリカの政治学の博士課程に出願しました。出願したプログラムの請求学位はPh.D. in Political science / Government / Politics です。出願の時点で東大の修士課程の合格をもらっていたこと・アメリカの博士課程に合格しなかった場合は日本で修士課程を卒業して就職する予定であることを踏まえ、Top 10の大学を中心に出願しました。
具体的な出願先は以下のとおりです。志望順位は明確には定めませんでした。
- Harvard University
- Columbia University
- Yale University
- Princeton University
- University of Michigan
- University of California, Berkeley
- University of California, Los Angeles
- University of California, San Diego
- Duke University
出願先は以下のような経緯で選びました。まず、2023年2月ごろにU.S. Newsの2023年版大学院ランキングと各大学の教員のリストを参考にして、上の記載した9校のうちUCLAとPrinceton以外の7校を選びました。具体的には、Political ScienceのランキングでTop 10に入っている大学院の中で, 出願書類の作成に支障があったStanford・関心のマッチする研究者が見つからなかったMITとPrincetonを除外しました。その後, 10月ごろに出願書類を添削してくれた人たちからUCLAとPrincetonへの出願を勧められ、追加で出願することにしました。研究関心が当初から変化していたこともあり、この時点でSoPで名前を挙げる教員を見直しました。結果的には、比較政治のサブフィールドでのランキングのTop 10のうち、Stanford以外の全てに出願することになっていました。
イギリスの大学院(特にOxford, LSE)にも出願することを検討していましたが、金銭的な事情・イギリス国内の生活環境・プログラムの違いなどを踏まえて取りやめました。
必要なもの
出願に必要なマテリアルと、それらを自分がどのように準備したかについて書きます。
出願書類の作成にあたっては、書類がコミッティーにとって解釈しやすくなるように心がけました。主に、日米のシステムの違いとこちら側の書類を形作る暗黙の了解に明示的に言及するようにしました。「コミッティーに入る教員は日本・東大の教育システムについて全く知らない」ことを前提にしました。
成績
全ての大学で成績表の提出が、一部の大学でGPAの提出が求められます。GPAの算出を要求する大学には、GPAを持っていない学生にも算出をさせるところ・させないところの二種類がありました。前者のタイプの大学はMichiganのみでした。また、東大にはGPAという成績評価基準が存在しておらず、成績表のコピーにもその旨の記載があるため、後者のタイプの大学にはGPAを提出しませんでした。提出したGPAは3.69/4でした。ここでの計算スケールは優・優上が4、良が3、可が2、不可が0です2。
成績については、推薦者を通じて東大の優三割制度(「優」つまりAの成績を成績評価対象者のうち3割までにしか与えないという内規)について言及してもらいました。
推薦状
推薦状は全ての大学に同じ推薦者のものを3通提出しました。一人目は学部の卒論アドバイザー, 二人目はリサーチ・アシスタント(RA)をしている先生, 三人目は交換留学先で聴講した授業の担当教員です。
推薦状の内容について、一部の例外を除いてこちらから推薦者にお願いをすることはほぼしませんでした。どの推薦者の方も推薦状のフォーマットについては熟知していると考えたためです。
一人目の卒論アドバイザーの先生とは、2021年に授業を履修した際に知り合いました。この先生はアメリカの大学院で学位を取得しています。2022年になってから卒論アドバイザーをお願いして、それ以降連絡を取り続けました。同じ年の6月ごろにテーマを確定させ、9月末に留学へ出発したのちも定期的にZoomでミーティングをして卒論の進捗を報告していました。
二人目の先生は、政治学ではなく経済学の先生です。この先生はアメリカで学部と大学院を出ています。この先生とは、3年次の末の2022年1月にRAに応募したことをきっかけに知り合いました。留学に行く都合で、仕事を3月末で辞めることにしていたところに、全学のメーリングリストにRAの募集が届いたので応募しました。最初の一ヶ月は無給で、それ以降は有給で働いています。
三人目の先生とは留学先で授業を聴講した際に知り合いました。この先生はドイツで博士号を取ってイギリスの大学で研究をしていて、政治学のトップジャーナルにも何本か論文を出しています。筆者はもともと3通目の推薦状を留学先の研究者にお願いすることを考えており、授業・RAのいずれかを通じて彼らと接点を持とうと目論んでいました。留学に出発する前に、受け入れ先の教員の何人かに授業を履修させてくれないか・RAのポジションはないか・他にRAを探している研究者がいないかなどを尋ねるメールを送りました。その中で、大学院レベルの政治学方法論の授業を担当するこの先生が返信をくれ、授業の聴講を受け入れてくれました。授業を聴講しつつ課題を提出し、並行してオフィスアワーに卒論や研究の相談をしました。具体的な時期は忘れてしまったのですが、オフィスアワーで推薦状執筆のお願いをして、快く応じてもらえました。
CV
交換留学前に受け入れ先の教員にメールを送るにあたって作ったものを更新して使っています。インターネット上で拾ったCVのサンプルを元に、LaTeXで書きました。
CVには経歴・研究関心・書いたペーパー・RAとTAと関連する業務の経験・奨学金と褒賞の経験・使えるプログラミング言語と自然言語を書きました。提出したバージョンはここで見られます。
Standardized Test Scores
IELTSとGRE Generalを受験しました。筆者は2019年・2021年にIELTSを受験しており, テスト形式への慣れがあったこと・Computer-basedで受験できることを踏まえて、TOEFLではなくIELTSを受験しました。このため、TOEFLのみを受け付けているStanfordは受験しませんでした。GRE Generalについては、近年では出願書類に含めなかったり、optionalとする大学が増えていると聞きますが、筆者が出願した中で成績の提出を求めなかったのはMichiganのみ、optionalだったのもUCSDのみでした。
それぞれの成績は以下の通りです。大学院受験にあたっては, 金銭的・時間的な負担に鑑みて, どちらの試験も一度ずつしか受験しませんでした。GREについては、2023年9月の新形式への移行前に受験しました。受験料の割引があったことが理由です。
- IELTS: R 9.0, L 9.0, W 7.5, S 7.0 (Overall 8.0) - Oct 2023.
- GRE: Verbal 162, Quant 168, Analytical Writing 4.0 - Sep 2023.
IELTSは一切対策をせずに受験しました。一方、GREについては、Verbalを中心にかなり厄介な試験だと聞いていたので、力を入れて勉強しました。主に二つのことをやっていました。まず、GRE向けの単語帳(およそ1400語入っていたと思います)の中身をAnkiというソフトウェアに入れて、フラッシュカードとして暗記しました。留学中の2023年の1月くらいからちまちまとやり始め、春休み〜帰国後の8月末という長いギャップ(サボっていました)を挟み、最後の1ヶ月で猛烈に追い込んで仕上げました。記録を見る限り、平均で一日400枚( $\approx$ 200語)を見直していたようです。また、同じくGREを受ける予定の友人とStudy Groupを作ってライティングの練習をしていました。公開されているトピックを使って、週一回お互いの書いてきた文章を添削したり、コメントしたりしていました。筆者が一回しか試験を受けなかったこともあり、実際に集まったのは5回程度でしたが、良いペースメーカーになったと思います。
Writing Sample
学部の卒業論文の一部を提出しました。大学によってフォーマットの指定はまちまちですが、一番制限の厳しいところに合わせることにしました。結果として、A4, 11pt, double-spacedで本文を20ページちょうどに収めました。タイトルページ・参考文献・Appendixの図表を合わせると25ページ程度で、一部の大学のページ数の制限はオーバーしましたが、本文が収まっていればよいだろうと考えてそのまま提出しました。
卒業論文の執筆と出願を同時並行で行っていたこともあり、アドバイザー教員も含めて多くの人に添削をしてもらいました。Sampleとして提出したパートの初稿を書き上げたのは2023年5月でしたが、それから提出までに、人数にして10人ほど、ラウンドにして15-20回程度、コメントをもらいました。
Statement of Purpose
1000語程度で書きました。関心のあるサブフィールドとトピック・そのトピックに関心を持った実世界的な理由・トピックの中で研究しようとしているテーマ3つ・研究経験・コースワークについての記述・School-specificな内容(研究関心がマッチする教員3人の名前を挙げました)を記載しました。
研究経験の部分には、卒論・友人とやっている共同研究・推薦者の一人と知り合うきっかけとなったRA経験・学部レベルのTA経験2つ(RとPythonによるデータ分析の授業のTAを合計で2セメスターやっていました)・関連する職務経験(先輩のつてで選挙予測のモデリングをするバイトをしていました)を書きました。
コースワークの部分には、履修した数学や統計学の授業・政治学と比較政治のコースワークについて書きました。数学と統計学の授業については成績に関する記述を、政治学の授業については大学院レベルの授業をいくつか履修・聴講した旨を書きました3。
Writing Sampleと同様、こちらも推敲を重ねました。SoPの初稿が完成したのは2023年3月で、そこから5人ほどにそれぞれ複数回コメントをもらいました。筆者の場合、SoPの執筆と研究計画の構想がリンクしていたため、初稿から内容が大きく変わりました。
Personal Statement
名称は学校ごとに変わりますが、自分の経歴や経験が大学の多様性の増大にどのように貢献するかを書くことが求められます。500語程度で書きました。
ファンディング
複数の財団奨学金に応募しています。これまで応募した財団の中では一つも採用されていません。年末年始にかけて、他の奨学金にも応募する予定です。
個人的なこと
出願までの経緯
アメリカの政治学博士課程への出願を決断したのは、イギリスへの交換留学中の2022年の年末から2023年の年始にかけてでした。それまでも海外大学院への進学は視野に入っており、大学院留学の準備を進めることは、交換留学の目的の大きな部分を占めていました。しかし、アメリカの政治学Ph.D.への出願の意志を固めたのは留学中の冬の間でした。
筆者が政治学の実証研究を初めて志したのは2021年の春です。学部前期課程でも政治学の授業を履修していましたが、その時点ではこの分野に明確な関心は抱いていませんでした。後期課程に進学内定した2020年秋に外書購読の授業を履修し、政治学にぼんやりとした関心を抱くようになりました。春学期に大学院の比較政治ゼミに潜り、学部の計量社会科学の授業を二つ履修しました。このタイミングで初めて海外大学院の政治学プログラムに関心を持ちました。
秋学期に教養学部で開講された論文執筆ゼミに出たことは、筆者の進路の方向性に大きい影響を与えたと思います。授業の中身は、一セメスターかけてオリジナルのリサーチペーパーを一本書き上げるというものでした。執筆は一人もしくは三人までのグループで行うことになっていたので、学部の先輩とチームを組んで二人で書くことにしました。この経験は、現在の自分の関心や研究のスタイルに大きな影響を与えています。
同時期には留学の準備を始めました。学部の間に交換留学に行くことは入学当初からぼんやりとイメージしていたのですが、具体的な留学先については見当もついていませんでした。どこへ行こうかと迷っていたところ、教養学部が新しくエセックス大学との交換留学協定を結ぶことを国際研究協力室のページで知りました。エセックス大学は計量政治学の大規模なサマースクールを毎年開催しており、この分野で一定の知名度があることもあって、応募を考えました。色々と書類を準備して選考を受け、2022年の5月に内諾をもらいました。
とはいえ、この時点では将来的な研究関心も定まっておらず、計量政治学の研究に欠かせないメソッドのトレーニングもそれほど受けていませんでした。冬に何人かの先生とメールのやり取りをしたり、アポイントメントを取って話をしたりしましたが、どの先生も異口同音に「具体的に何をしたいのか」「基礎を固めるのが重要だ」ということを言っていたのを覚えています4。
2022年の春学期にいくつかの数学・統計学の授業を履修しました。教養学部のベイズ統計学・確率過程の授業と経済学部の数理統計学の授業を履修していました。同時期に、友人たちと計量経済学や計量政治学、因果推論のテキストを輪読していました。メソッドに関心のある友人が周囲に一定数いたこともあり、一緒に勉強をするスタイルを取るようになりました。
2022年の秋から留学に出ました。三人目の推薦者と知り合ったのはこのタイミングです。推薦状執筆の内諾は、冬前に面談をしたときにもらいました。出発直前から翌年の頭にかけて、知り合いのつてをいくつか辿って何人かの研究者やアメリカの大学院生と話をしました。年末年始には出願の意思を固めていたと思います。はっきりとした記憶があるのは、同じく交換留学中の友人を尋ねてパリに旅行したときに、彼に大学院と将来の目標についての話をしたことです。話をしながら自分の意思が固まっていくのを感じたのを覚えています。
冬休みが終わってすぐの時期に出願準備を始めました。最初に手をつけたのはGREの対策とSoPの準備だったと思います。GREについては、Ankiの環境を作って単語を覚え始めました。SoPについては、面談をした人にもらったサンプルを参考に見様見真似で原稿を書きました。春学期の間は引き続き三人目の推薦者の授業を受けて、オフィスアワーで色々と話をしていました。春休みの終わりからまとまった時間が取れたのと、そのタイミングでアイデアが浮かんだので、二週間くらいかけてWriting sampleの初稿を仕上げました。
ここから先は、ひたすら書類を色々な人に見せて、添削してというプロセスの繰り返しでした。6月中旬に東大の院試の出願があり、その時点でのWriting sampleとSoPのバージョンを提出しました。7月の頭に帰国しましたが、その前も後も、いろいろな書類を繰り返しリバイズしていました。全ての書類が一通り仕上がったのは11月の最終週でした。その週末に最初の締め切りがあったので、それに合わせて全ての書類を提出してしまいました。
意識
出願プロセスを通じて、いくつかのことを心掛けるようにしていました。まず、できるだけ多くの人の意見を聞くようにしました。色々な人に声をかけて、出願についてのアドバイスや書類の添削をお願いしました。自分の研究関心を固めたり、出願先を決めたりする際には、このアプローチが非常に効果的だったと思います。また、相談相手に別の人を紹介してもらえるという副次的な効果もありました。ここでの連絡の起点となった人は二人いました。一人目は卒論のアドバイザー教員(つまり一人目の推薦者)で、同じコースの卒業生でアメリカで博士課程に在籍している方を紹介してもらいました。二人目は、2021年の春に潜った大学院ゼミに同様に潜っていた先輩でした。この人もアメリカで博士課程に在籍していて、別の先生や院生を紹介してくれました。全く面識のない人に話を聞くのは多少ためらわれました(それでも何人かには思い切って声をかけました)が、誰かに紹介してもらうと心理的な抵抗も和らぐと思います。紹介でなくとも、「Aさんに相談しようと思っています」と言うと背中を押してもらえるということも多くありました。
書類の準備は出来るだけ早くに始めるようにしました。例えば、SoPの準備を始めたのは出願する年の2月で、これは相対的に見てかなり早いと思います。留学先で時間が余ったところで、心配性の自分の性格がそうさせたのだと思います。ただ、良い影響はたくさんありました。早くから準備を始めたことで、時間をかけて研究関心をより具体的にすることができました。また、特にSoPとWriting sampleに当てはまることですが、推敲と添削を重ねることで書類の質も高まったと思います。筆者は自分だけで・一発で良い書類を仕上げるのが苦手なので、いろいろな人に見てもらいながら漸進的にクオリティを上げるやり方を採用したのは効果的でした。
書類以外でも、出願準備に関係することは、目についたもの・思いついたことからこなすようにしました。出願のプロセスは樹形式になっていて、枝先に来るタスクをこなしたタイミングで出願が完了します。ここで、枝先の成果をスケールさせるためには、根本に来る要素を大きくしておくことが大事だと考えました。例えば、早い段階で多くの人に連絡を取っておいたことで、出願直前に書類を見てもらえる人の数が増えました。GREの対策を早めに始めたことも、同じように効果的でした。GRE用のVocabulary builidingにはAnkiのソフトウェアを使ったのですが、プラグインなどの環境構築にある程度凝ったことで、学習効率が大きく上がりました。
参考
この記録は不特定多数の人に閲覧されることを想定しているので、抽象性を一定程度保って執筆しています。具体的な出願書類や出願プロセスの中身、出願に使ったマテリアルなどに関心のある方は、daichansama12@g.ecc.u-tokyo.ac.jpまで連絡をください。
海外大学院、特にアメリカの博士課程の受験については様々なリソースがありますが、政治学Ph.Dについての日本語での記録はそれほど多くありません。一例として、以下のようなものがあります。
-
『紅茶の味噌煮込み』by 向山直祐先生 (東大)
-
『Rochesterで数理政治学を学ぶ』by 吉村駿佑さん (Rochester)
英語での記事としては、以下のようなものがあります。こちらについては、さらに多くの記録やアドバイスが存在すると思われます。
-
“FAQs on PhD applications - Chris Blattman” by Chris Blattman (Chicago)
-
“Advice for Applicants” by Steven Wilkinson (Yale)
-
“Writing Statement of Purpose for Graduate School Application: Political Science as a Case” by Yuhua Wang (Harvard)
結果報告
残念ながら、今年のサイクルではどのプログラムにもアクセプトされませんでした。この記事は引き続き公開します。アメリカ政治学Ph.D.プログラムへの進学を目指す方に参考にしていただければ幸いです。